8月21日から蔵書点検を1か月かけて行います。 さて、蔵書点検とはなんぞや?そんな時間かけてなにしているの? と、思いますよね? その昔、「曝書」という作業を図書館では行っていました。いわゆる虫干しです。和書や漢籍などを夏の強い日差しにさらして乾燥させ憎むべき紙魚虫を殺虫していました。 その名残から今でも蔵書点検のこと曝書ということもあります。 さて、では現在の蔵書点検は何をしているのでしょう。 「棚卸」です。皆さんの大切な研究・学習のための蔵書が、ちゃんと書架にあるのかどうか確認するために、1冊1冊チェックしていくのです。 1冊取り出してはPOT端末で読み取り取り出して読み取りを本の数だけ何万回か繰り返します。単純作業ですが、読み取り時のピッという音を聞き逃さないように集中しています。 読み取った後は、登録データと照合して違う書架に紛れ込んだ本を探し、あるいはあるはずなのに読み取りデータにない本を探し、という探索のお仕事が待っています。 本の間に挟まっていたり書架の下に落ちていたり、どうしてこんなところに?という場所にあったりもします。 どうしても見つけられない数冊の不明本が出てしまうとかなりの敗北感。 ともあれ、皆さんのための大切な図書が適切に利用されていくために必要な作業です。 長く休館してご迷惑をおかけしてしまいますが、お許しください。 (他の館の作業はもっと早く終わる?……物量作戦、人海戦術……)